日本の家電メーカーが苦境に陥っています。
シャープは会社ごと買収対象となり、東芝も家電部門を売却する見込みのようです。
昔と違い、今やテレビ等の家電は簡単に作れる時代です。
差はもちろんありますが、テレビ等の家電の品質は、他国のメーカーと比較してもそう大差ないのではないでしょうか?
しかし日本の家電メーカーは品質の強化に力を注ぎ過ぎな気がします。
例えばテレビなら、
まだ『テレビがきれいだったら勝負できる!!』と思っている節があるのではないかと思います。
しかし、
『テレビの画像が10%向上したとして、価格が3千円も高くなれば消費者は安い方のテレビを買うのでは?』
個人的にはそんな気がしてなりません。
最近のテレビや液晶は確かにきれいです。ただし、目にとても悪いように思います。
少なくとも私は、画像がこれ以上良くなってほしくないと思っています(視力が落ちるので)。
ですので画像を良くすることを捨て、例えば、
『目に優しいテレビや液晶画面』
『見た目がおしゃれでデザイン性に優れたテレビ』
『耳が遠い高齢者でも見ることが出来るように、字幕が必ず出るテレビ』
といった、目線が違い、向上余地のある可能性のある商品開発を目指すか、
いっそ、テレビや液晶といった商品分野を捨て、今持っている技術で他に出来ることを探す方が良いのではと思います。
その他の家電も、もっとデザイン性等に着目したものにすれば、需要を掘り起こすことが出来るのではないでしょうか?
過去の成功を捨て『目の付け所』を変える経営が今こそ必要だと私は思います。
2016/10/16
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